2011年5月11日水曜日

「アサガオにとっては闇と冷気が必要であるように,人間とっても辛い経験も必要である」 読書からの学びNo.6



「冷気と闇」がアサガオを咲かせる.人間もまた同じなんだ.

これはワタミの社長,渡邉美樹さんがお書きになられた本
「きみはなぜ働くか。」にでてくるフレーズだ.

冷気と闇がなぜアサガオを咲かせることに関係あるのだろうか?
そして,なぜそれが人間と同じなのだろうか?

アサガオは朝の光を浴びることによって咲く言われている.
しかし,早く咲かせようとアサガオに日光を当て続けても花は咲かないそうだ.

なぜか?それは,実はアサガオは朝日を浴びる前に,
「夜の冷気と闇」を包まれる時間があり,
その時間帯後に朝日を浴びることで花を咲かせるからだそうだ.

つまり,
「アサガオにとって夜の冷気と闇は大切なこと」

そしてこれが人間にも当てはまるという著者の考えだ.

人間もいいことばかりだけでは,花が咲くように成功するわけではない.
その前に冷気と闇のような人生の失敗や辛いことがあって初めて成功する.

だからこそ例えはじめに人生の失敗や辛いことがあっても,決してめげずにいること.
そうすれば,その後にきっとアサガオが咲くような成功があるはずだ.

<読書からの学びNo.6>
「アサガオにとっては闇と冷気が必要であるように,
人間とっても辛い経験が必要である」


参考文献
渡邉美樹,「きみはなぜ働くか。」,2006