2010年4月15日木曜日

「なにをしたいのかわからない」学生と会社 第2回イノベーションケーススタディ

「最近の若者はなにがしたいのかわからない」
ということだ.

たしかに,同世代の学生に将来なにをしたいのか?
と聞いても,自信を持って答える人数は少ないだろう.
僕もはっきり言えるかと聞かれると,少し考え込んでしまう.

しかし,実はこの状況は学生以外でも同じ状況を持つものがいるという.
それは…

「日本の会社である.」
今の日本の会社が直面している状況と学生の状況が似ているということである.
いままでは、日本の会社はトップになろうと,
ずっと目標に向かって必死に走ってきた.そして念願のトップにたどり着いた.
それは,すばらしいことである.

しかし,同時に会社は目標を失った. 

日本の多くの学生は「大学」という目標に向かって必死に勉強をする.
そして,大学に合格する.

しかし,同時に目標を失ってしまい,勉強をしなくなる学生も多い.

これより,

「学生と企業の今の状態は非常に似ている.」
という考えには納得いくところがある.

今の日本の会社の状況について述べる前に,

「まず学生・若者に将来なにがしたいのか.」
についてはっきり答えられるようにしなくてはいけないのかもしれない.

0 件のコメント:

コメントを投稿