2011年4月24日日曜日

「人生は楽しむためにある,だから楽しみながら準備をしよう.」 読書からの学びNo.3



「あれをやらなくては.これもやらなくては…」
このように毎日,毎日やらなくてはいけないことに追われてはないだろうか.

いま私は優秀な同期や先輩に囲まれ,非常に良い環境にいる.
しかし,その一方で絶えずなにかに追われている気がしてならない.
そして,気づいたら暗い顔や疲れた顔をしている自分がいる.

本当にこれでいいのだろうか.
そんなために修士へ進学したのだろうか.いや,違う.

たしかに周囲に優秀な人が多いと,
どうしても自分ももっと準備して頑張らないと思ってしまう.
刺激を受けるという意味でそれはとてもいいことだ.
しかし,それを負担に感じたり,楽しんでいなかったりするのでは,本末転倒ではないか.
そう気づいたら…


「毎日準備している(こなしている)人生になってしまってないか」

私が好きな著者の一人である本田健氏は,
著書「きっとよくなる!」で以下のように述べている.

『幸せな人生を生きるためには,「何かのために準備する」のをやめることです』
『目の前にあることを心から楽しんでいくこと,
それがひいては,将来の自分をもっと幸せにしてきます.』

人生において悩みごとは,あって当たり前であり,きっと今後ずっとある.
しかし,世の中の多くの人はその悩みを心配し,一生懸命「準備」をしようとする.

なにも一生懸命準備をすることがいけないことではない.
ただ,自分を含めた多くの人が,その「準備」を楽しんでいないように感じる.

その「準備」をもっと楽しむようにできれば,
毎日の人生が変わってくるのではないだろうか.

<読書からの学びNo.3
「なにかを準備するために,人生は生きてはいけない.
人生は楽しむためにある,だから楽しみながら準備をしよう.


参考文献
本田健,「きっと、よくなる!」,2005

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