2010年6月24日木曜日

「目標を持ってそこに向かっていくいくとき,人は輝く.」 日本代表岡田監督

「目標を持ってそこに向かっていくいくとき,人は輝く.」

いま,盛り上がっているワールカップサッカーの日本代表の岡田監督が述べたことだ.
岡田監督は,日本代表をベスト4に導くという目標をたてた.

だが,ワールカップ直前に連敗し,
日本のメディアだけでなく世界にまで,
その目標があまりにも無謀であり,夢物語だと批判された.

しかし,そんな逆境のなかでも岡田監督は決してあきらめず,
自分を信じ,チームを信じ,監督としての仕事をやってきたのだ.

「高い目標を持つこと.」
そして,それを
「周囲に宣言すること.」

おそらくこれほど勇気がいることはないと思う.
人は高い目標を作って周囲に宣言することを躊躇してしまうことが多い.
それは達成できなかったときに,周囲に叩かれる恐れがあるからだ.

一方で,高い目標を決め,周囲に宣言するほどの,度胸と勇気がなければ,
本当に大きなことを達成することができないのではないか.

岡田監督が今回のW杯を通して今の日本の若者に伝えたいメッセージがある.

『便利,快適,安全になり,今の日本社会は人間が家畜化している.そんななかでスポーツだからできることがあるのはず.目標を持ってそこに向かっていくいくとき,人は輝く.ピッチで恐れることなく堂々とプレーする選手が見たい.今の若者は覇気がないと言われるけど捨てたものじゃない.』

僕たち若者も岡田監督のように,
「度胸と勇気を持って,高い目標をかかげ,周囲に宣言し,目標に向かっていくべきである.」

参考文献
朝日新聞6月23日夕刊

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