そのプロダクト,サービス,ビジネスモデルがイノベーションを引き起こした.
と言われるものに共通しているのは,人々がそれ触れたときに,
「そう!こういうものが欲しかったんだ!」
と感じるときなのではないだろうか.
でも,誰がそれを決めるのか?私たち「人間」である.
いままでにない ≠ イノベーション
コンピュータはそれをいままでになかったかどうか判断することができる.
しかし,コンピュータはそれがイノベーションかどうかは,決めることはできないと思う.
いままであっても,別の角度の見方をすればイノベーションになり得る.
人の満たされていない欲求を満たす = イノベーション
結局は,人の満たされていなかった欲求を満たしてあげること.
そしてより多くの人にそのように感じてもらえること.
それこそイノベーションなんじゃないだろうか.
イノベーションは人間にしか決められない.
そう考えると,人間中心に考えないでいいわけがない.
近年の技術をベースとしたイノベーションに限界があるのも納得できる.
必ずしも「新しい」必要性はない.
必ずしも「面白い」必要性もない.
こういうものが欲しかったんだ.
というものが結果的に人に新しさや面白さを感じさせるのではないだろうか.
それを決めるのは私たち人なのだ.
このことを意識するためにも,ただ「イノベーション」を起こしたいというのではなく,
i.schoolが重要視している
「人間中心イノベーション」を起こしたいと思うべきなのだろう.
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